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少し酔いの回った時は、夜の散歩に限る。 「マスタぁーっ、お月様まん丸ー」 俺の横で、天が空を指差す。 夜の散歩も、こいつがついてくるとずいぶん明るくなる。 「うさぎさん見えるかなぁ?」 月を見上げながら歩く天河石。すっかり足下がおろそかになっている。 「転ぶぞ」 そう言いつつ、天を抱き上げる。 お姫様抱っこの体勢だ、これなら月も見えるだろう。 ……過保護かも知れないが、今日は気分がいい。特別サービスだ。 「えへへー。マスタぁーあったかいね」 「俺は少し暑い」 とはいっても、この時期でも夜は涼しい。 昼間もこれぐらい過ごしやすい気温ならいいのだが、それでは夜風の ありがたみがなくなってしまうってモンだ。 ……ありがたみがなくなってもいいから、昼も涼しくなって欲しいかも知れないが。 「マスタぁー、どおしてお月様にはうさぎさんがいるのかなぁ?」 唐突に、夢のある質問。 「どうして、か……」 当然ながら、そんなの考えたこともなかった。 大体うさぎってのもただ月の模様がそう見えたってだけで……って、そんなこと 天に言えるわけない。 「将来うさぎ達が月に移住出来るように、開拓でもしてるんじゃないのか?」 「開拓……それなぁに?」 「簡単に言えば住めるようにするって事だ。畑作ったり家建てたり」 我ながら、なんと夢のない返答だろう。 「あー、じゃあお月様にはにんじんの畑がいっぱいあるんだねー。 天河石にんじん好きだよーっ」 「ピーマンは食えないけどな。今日も野菜炒めの残してたもんなー」 「う……」 いつもの糸目のまま、冷や汗を流す。 ホント器用な顔だ……ちなみに残すと珊瑚に怒られるので、そのピーマンは 気付かれないうちに俺が食べた。 「そ、そのうち食べられるようになるよっ」 「ホントかぁ? それまで何回俺がピーマン食わなきゃならないんだよ?」 「え……えーとねぇ……100回っ」 「明日はスパルタでピーマン食えるようになろうか」 天の笑顔が硬直する。 「……あーっ、うさぎさんだよっ!」 「あからさまにごまかすな」 「ち、違うよっ。ほらぁー、ここがお耳で、こっちが尻尾だよー」 月を指差しながら俺に説明する。 天は部位別に指を差しているつもりだろうが、俺には同じ場所を示しているようにしか見えない。 だが、説明する天は本当に楽しそうだ。ごまかしているのも丸わかりだが 「あっ、お月様が赤くなる時はねー、きっとにんじんがいっぱい取れた時なんだよっ」 「じゃあピーマンが取れれば緑になるな」 「……ぴ、ピーマンはないのっ!」 なぜか叩かれる。痛くはないが。 「むぅ、マスタぁーいじわるだよぉ」 「お前が食べられるようになればいいだろう」 「簡単にいっちゃめーっ。すごーく苦いんだよっ」 「はいはい」 そんな意地悪を言われても、天が離れる様子はない。 ……まぁいい、今日は気分がいいから。 拗ねる天を抱き上げながら歩くのも、悪くはない。 「……で、某は散歩ついでに牛乳を買ってくるように頼んだのだが」 「あ、あー、まぁ、なんだ、てっきり、つい」 「酔っぱらうのもほどほどにしてくれ……」
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読み:よってもって 英語: 別名:じゃによって 意味:したがって。なので。
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【曲名】 ぐだって ぽよって 【アーティスト】 シルシル (CV 水原薫) 【歌詞】 http //www.uta-net.com/song/141107/ 【作詞】 井上純一 【作曲】 井上純一 【編曲】 加納望 【作品】 gdgd妖精s (第2期) 【メディア】 TVアニメ 【テーマ】 ED主題歌 【初出】 2013年 【備考】 「きっとまた会える」と比べるとだいぶアレですが、シルシル単独のED曲。
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【よってに】 すばちゃんがDVD発売の時のメールで使っていた言葉。笑 きっとこの言葉も『轟く』『しかり』などと同じくフレーズが気に入って いるものと思われる。笑 どこかの方言だと思われるが、どこの方言かは定かではない。 ラジオでマルちゃんも使っていたので、もしかするとすばマルの中で 流行っているのかもしれない。笑
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http //www.nicovideo.jp/watch/sm4078778
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よってけまるとみ 北海道紋別市の紋別港近くにある、水産会社直営の食堂。 所在地 北海道紋別市港町5丁目 時間 11 30~22 00(ラストオーダー21 30) 定休日 年中無休 URL http //marutomi-kani.com/ 地図 より大きな地図で 北海道 を表示 2013年7月現在 水産会社直営の食堂。 紋別港のまん前にある。隣は直売所になっている。 ほっけ定食(800円) まさかのほっけ二匹。これで800円は安い。 シジミ汁もおいしかった。 海鮮丼 刺身もりもりだった。 ズワイガニのてんぷら 関連項目 2009-08-16 2009年8月北海道 2009年度/食べ物写真 飲食店一覧 タグ 2009年8月16日 北海道 紋別市 飲食店 魚料理
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「よってがっしょ」ってどんなサイト? 管理人自らが買ったゲームの情報を公開していくサイトです。 いかんせん個人でのプレイの為「超更新遅い」かもしれませんが 貴方にとって必要な情報が得られたならとても幸せです。 さぁさぁせっかくですからどうぞよってがっしょ 現在攻略中のゲーム ヴァルキリープロファイル2~シルメリア~
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今日の私はかわいいのよ! ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第208話 ようj…… ツンギレ ここはD-2ブリッヂの下に広がる河原。 一時撤退ということで逃げてきた3人は、ひとまずここで休憩をとることにした。 古泉と永琳は怪我を負い、デーモンも不在で、ハルヒはまだ気絶している。 永琳は大事には至らないと判断したが、早く起きるに越したことはない、そんな状況。 神の軍団は、今やせめて主催と対主催が潰し合ってくれれば、と天に運を任せるまでに打撃を受けていた。 「……こ、古泉、終わったわ。こっちを向いてもいいわよ」 後ろからかけられた声に、古泉は軽く返事をして振り替える。 目に入ったのは、ハルヒのものだった制服を着ておずおずと立っている永琳の姿。 少しきつそうにぴんと張っているセーラー服、白くすらりとした曲線を描く生足を露にするスカート、陶器のように透き通った頬に僅かに差す朱色。元の赤と青の服はスカートの短さを隠すように前に置かれている。 彼の見慣れている北高の制服だったが、彼女が着るのは心なしか新鮮だった。 「なかなか似合ってますよ」 「そうだといいけど……でも、複雑だわ……」 微笑みを苦笑いで返す永琳。 実年齢からすると女子高生とは○ケタもかけ離れているのだから無理もない。 「じきに慣れると思いますよ。ほら、その帽子も取って」 「あら、ありがとう。……デーモンはまだ帰って来ないの?」 橋にはヲタチを見張りに立たせている。なのにデーモンは一向に現れる気配が無いままだった。 「認めたくありませんが……、既にやられてしまっているのかもしれません。何にせよ、あれがいないのはこちらにとっての大きな損失です。今襲撃を受けたら今度こそ無事にはいられないでしょう」 古泉の顔も苦笑いへと変わっていく。 デーモンは気に入らないが重要な戦闘要員、いるに越したことはないのだ。 「いざとなったらDCSを使うのがいいわ。私たちが逃げるのを止められなくなる程度は使えると思う」 「まあ、道具が豊富なのが唯一の救いですかね」 「使い道が無いのも多々あるのが残念ねえ……、あら」 ふと目をやると、脇で寝ていたハルヒがいつの間にやら目を覚ましていた。 半ば死人のような顔をこちらに向けぼうっと2人を眺めている。 「気が付きましたか。無事で何よりです」 ハルヒはただ一言、呟いた。 「お腹空いた」 ◆ 数分後、そこには物凄い勢いで料理を平らげるハルヒの姿が! 「何よ、こんなにいいもの持ってたなら早く教えなさいよね!あ、永琳着替えたの、やっぱり私の言った通り、似合ってるじゃない」 先ほどの弱々しい少女とはどこへやら、すっかり本調子、いや神調子となっている。 まだ頭が痛いと言っていることに首を傾げたくなる。 「グルメテーブルかけという物らしいです。料理なら何でも出せるとか」 「いいわね。好きなものを作り出せる……まさしく神の力じゃない。気に入ったわ」 「薬草とかは無理なのね……。薬があればいいのに」 古泉が説明書片手に答え、ハルヒが満足そうに頷く。永琳はその横で一人唸る。 「そういえば、さっきは道具を見てた時に襲撃されたのよね。あんたたち、今のうち全部見せなさい!神の命令よ」 2人は顔を見合わせてから、仕方なく承諾するのだった。 数分後、そこにはうまい棒片手にアイテムを物色するハルヒのry 「ああー!これって富竹が私を盗撮したカメラじゃない!思い出しただけでイライラするっ!!」 「あ、毒入りパン、こんなのもあったわね。今度あいつらに会った時は口に押し込んでやろうかしら」 「この宝石みたいなの、何?」 河原に次々と広げられていくアイテム達。 襲撃を恐れている身にとっては自殺行為だ。慌てやめさせようとするも、少しくらいいいじゃないと返され、2人はヲタチに頼る方向で諦めかけていた。 「ねえ、これって何だっけ?」 何回目か分からない質問をされる。半ばげんなりとしている古泉に代わり、永琳が答える。 「どうやら付けたものを擬人化するようです。あの銃が付けていたでしょう」 「ああ、萌えキャラになるあれね!面白そうだわ。でも、何で無機物にも使えるのかしら」 萌えもんパッチを摘まんで眺めているハルヒ、使いたくてうずうずしているようだ。 「無機物でも、意思や自我を持っているとそれが具現化するのでしょうか……」 くんくん人形にパッチを付け、何の変化も無いのを見てハルヒが答える。 「そうと見てもいいわね。きひひ、それなら……、良いこと思い付いたわ」 また一変するハルヒの形相。 何か良からぬことを企んでいるのが目に見えて分かる、というのも彼女の様子を表すのには言葉不足だ。 ハルヒは顔を藁人形を五寸釘で打ち付けるような、タピオカパンで天皇陛下ばんざーいをするような狂気の笑顔に染めながら言った。 「永琳か古泉があれ持ってたわよね。やりたいことがあるから、少し私に貸しなさい」 ◆ 「な……何なんだ?ここ、どこだ?何で俺、こんなところにいるんだ?」 「「…………」」 「……何よこれ、萌えもへったくれもないじゃない」 突如、という形で河原に現れたのは幼い少女。 いや、元少年というべきか。 鋭くつり上がった目、特徴的な三色に分かれた髪。それを見れば誰でももう一人の遊戯(であったもの)と分かるだろう。 しかし、全身を覆う褐色の肌、シルバーならぬゴールドに飾られた体、古めかしい白い服に青いマント…… それらはまさしくエジプトのファラオのものであった。 あのハルヒでさえもしばらく無言で眺めていたほどだ。パズルに王の魂が入っているなど知るよしもなかった古泉と永琳は、更に唖然としてその甲高くなった声を聞いていた。 「は…ハルヒッ、これはどういうことだ!何で――」 「ちょっとした仕掛けよ。あんたの方こそ……」 「何で俺の姿が……3000年前の、王だった頃の姿になってるんだ……」 遊戯が少し俯きながら答え――言い終わると同時にハルヒの沈黙が笑い声へと変わった。 「……く、く、ひひゃひゃひゃひゃ!アッヒャッヒャッヒャ! くっふふ、元は王だった、だって?傑作!最高だわ、あんた…正気で言ってるの?!いつの、どんな王様よ!」 「……いや、名前も何も、そのときに全部忘れ…」 「へえ!名前もない王様がどこにいるってのよ!!くくく……はぁ…はぁ、神の力も困りものね!まさか古代人様に会えるなんて、ねえ! ……そんなでたらめ言って、また裏切ろうってんでしょ」 どう見ても信じていないハルヒの言葉に、遊戯は眉をぎゅっと吊り上げる。 今までこんなに自分の正体を明かして馬鹿にされた時はなかった。オカルト現象を鼻で笑う海馬にも存在を認められていたから尚更だろう。 「……遊戯が何故あんなにパズルに執着していたのか、やっと分かりましたね。あれが遊戯の影の存在……」 「あっちが遊戯ならこっちも遊戯なの?何だか別な呼び名が欲しいものね。ここはうどんげのように私が名前を……」 そこまで言って永琳は言葉を切る。 電流が走ったかのように顔が緊張で強ばった。その横で、どうしますかね、と古泉が呟く。 ハルヒは気付かなかった。具現化した姿そのものが、王である証拠だということに。 むしろ彼女にとっての遊戯は、物事がうまくいかずイライラしているところへ丁度よく現れた―― 格好の"やられ役"でしかなかった。 「ハルヒ、答えろ!俺達をどうするつもりなんだ!それに、AIBOはどこへやった!」 「2度も騙されると思ってるの?私があの時の事忘れたと思ってるの?それに――」 遊戯は気付かなかった。頭に血が上っているせいか、その圧力に屈しない強さ故か。 「ハルヒじゃない、今は――"神"の御前よ」 ――だから、王は神の裁きを受けることとなる。 「がっ……!」 近距離で繰り出される蹴り。 今の遊戯の体は、ハルヒが膝を上げれば丁度腹に食い込む程に小さい。そして、抵抗のしようがなかった。 有無を言わさず吹き飛ばされ、砂利を敷き詰めた地面に叩きつけられる。 痛みに悶絶して丸くなる遊戯に向かってゆっくり歩きながら神は叫ぶ。 「上等じゃない、神自ら教えてあげるわ……、私に逆らうことがどんな重罪かッ!!!」 そのまま思いきり蹴りつける。遊戯の上げる悲鳴もまた不快で、何度も何度も蹴りつける。 「ぐあっ、あっ!がはっ!!」 「ほら、もっとあうあう~って可愛く喘いでみなさいよ!このっ、名無しの、王・様っ!!」 息つく暇もなくハルヒに蹂躙され、ただひたすら耐えることしかできない遊戯。 意識も途切れ途切れになったその時、ようやくハルヒの動きが止まった。 「涼宮さん、もう十分でしょう。これ以上は控えるべきです」 まだ使い道は沢山あるのですから、と呟いて付け加え、古泉がその横に立つ。 充血した目をぎらぎらと光らせて睨むハルヒ。 場が一瞬にして静まり、聞こえるのは2人の荒い息だけ。 「遊戯君。あっちの遊戯は今、僕達の為に働いてくれています」 「……!」 何故そうしているか、遊戯には考えなくとも分かった。――彼自身の存在だ。 知ってか知らずか、その表情に古泉は微笑みを返して続ける。 「だから君にも協力を願えますかね。大丈夫、前線で戦わせたりはしませんよ」 「…そうね。確かに今殺しちゃあ勿体無い」 ハルヒは気が抜けてフラフラになるのをなんとか抑え、遊戯の背を踏みつける。 「でも、殺せたならどうなるのかしら……、あんたの魂だけ抜けてく?パズルがバラバラになる?ひひ、それも楽しみね」 ――じきに分かるわ、使い道が無くなればすぐ殺せるもの。 ハルヒはにい、と口の端を吊り上げ、もう一回小突いてから足を離す。 永琳だけが、気が気でないように遠くから見つめていた。 「じゃあ、これからどうしてやろうかしら?そうね、せっかくだし……」 「あ、うっ!!」 ハルヒは遊戯の胸ぐらを掴み上げ、半ば浮かせた状態で顔を近づける。 その苦痛に歪む顔を見てさも愉快そうに笑いながら。 「ヒヒ、教えてあげるわ……。あんたが大好きなもう一人の遊戯、今の命令をやり遂げたら帰ってくるんだけど……その 時にはもう用済みなのよね。だから合流したら――私があんたの目の前でバラバラにしてやるの」 その言葉を聞くなり、遊戯の顔からさっと血の気が引いていく。 ハルヒはその様子を満足げに見ながら大袈裟に肩をすくめてみせた。 「……って話を予定してたけど、今のあんたを見ていたら考えが変わったわ! だってこんなに滑稽な奴、何やらせても笑わえてくる奴なんてそうそういないもの。神に感謝することね、ひひっ」 そして転調。脅すような声色で、耳元で囁く。 「あっちの遊戯を生かしてほしいなら、それを約束してあげるわ。 ……あんたが私の奴隷になると誓うなら」 既に真っ青になって話を聴く遊戯には、もはや言い返す気力もないようだった。 遊戯の頭の中で駆け巡るのは、前に一度、表の遊戯を失った時の記憶。彼にとっての相棒は、自分の命より大切な友であり。 ファラオの魂は、闇の人格である遊戯は、それほどにまで器に依存していた。 「どう、神の奴隷なんて……ぷっ、最高じゃない。それでも神に逆らおうなんて思う?」 遊戯は虚ろな目で、ただ首を横に振ることしか出来なかった。 ハルヒがうんうんと頷き、遊戯から手を離す。 「分かったなら、神の前にひれ伏しなさい。今なら靴に口付けするだけでよしとするわ」 ◆ 「まあ、デーモンの代わりとはいきませんが、上手くやればあの化け物以上に使えるかもしれませんよ。あの甘い奴等に人質はうってつけですから……、八意さん?」 永琳は河原の石ころを凝視するようにずっと俯いている。どうやらさっきのハルヒの発言でまた思い悩んでいるようだった。 「……やっぱり、ハルヒは……最終的には、殺すつもりでしょうね……」 「またそれですか……。今のあれはパズルに入っていた魂を具現化しているだけです。遊戯とは別でしょう」 「別だけれど、どちらも……いえ、今はもう止めておく。気を使わせて申し訳ないわ」 そう言うと、永琳はそそくさとその場を離れていった。 「本当に大丈夫でしょうかね……。まあ、一応こちらからも働きかけてみますかね」 古泉は永琳を怪訝な表情で見送った。 「裏切れるなら裏切ってみなさいよ。その時はどうなるか……あんたでも分かるでしょ?あんた達は互いに人質、なんて最高な関係なのかしら!けひ、ひひひっ!」 狂喜してまくし立てるハルヒ。永琳がハルヒに話しかけるまでしばらく騒いだままだった。 「神、身体は大丈夫ですか?そろそろ休んだほうがいいかと」 「ん、それもそうね。なんだかいい気味だったから思わず忘れてたわ。あ~痛い痛い」 ハルヒは満足そうに大きく伸びをし、身体の痛みに雑言をぶつけながらゆっくりと腰を下ろす。 あまりゴツゴツしていない地面で、デイパックを枕に、永琳の来ていたスカートを体にかけ、横になるハルヒ。 「あ~あ、街のベッドで寝たいわ。何で私がこんな所で寝なきゃならないのよ」 しばらく文句を言っていたが、それでも今までの疲れのおかげかすぐに規則正しい寝息をたて始めた。 永琳はそれを確認してから、力なく倒れている遊戯の元に歩み寄る。 抱き起こそうと体に触れる度に、遊戯は痛みに歯をくいしばり、呻き声を上げた。そして橋の下の壁にもたれかけさせる。 皮が剥けて真っ赤に濡れている手に、自分の服を破いて作った布切れを巻いて、永琳は言った。 「本当にごめんなさい。あなたは何も悪くないけれど、私達は、この戦いに生き残る為にあなたを利用する。でも、あなた達を必ずもう一度合わせてあげるわ。あなたともう一人の遊戯は私が死なせない」 「だが……一度裏切ったのは本当だ。そして、あの時相棒がいなかったら、俺は今より酷い形でとっくに死んでいた。だから、こんな俺のことはいい」 遊戯は顔を上げる。目の前に永琳の顔があった。 「相棒を、頼む」 「……約束します。ニートの名に誓って」 もう片方の手を両手で包み、語りかける永琳。遊戯は、それを聞いて静かに頷いた。 少し離れた場所でそれを眺めながら、ゆっくりと溜め息をつく古泉。 辺りにはハルヒが静かにしている間だけの、貴重な沈黙の時間が流れる。 「さて、デーモンもいなくなった今、次はどう動きますかね。城に非力な参加者が集まっているのは分かった……。あとは、こちらに来ている主催者がどう出るか」 穏やかな川の流れを見ながら、いつもの調子で呟いた。 【D-2 橋/二日目・午後】 【八意永琳@東方シリーズ&新世紀 東方三国志~ひぐらしの憂鬱~】 [状態]:首輪なし、疲労大、重傷(少しずつ回復中)、左腕欠損(デーモンの情報操作で一応くっつけて貰ったが、まだ全然馴染んでいない)、肩に怪我(手当て済み)、体力消耗・中、背中に火傷(手当て済み)、古泉を信頼 [装備]:王者の剣@DQ3(刃毀れ)、小型爆弾*1、ベレッタM92F(12/15) 、ヲタチ(残りHP60%)@ポケットモンスター、北高の制服 [道具]:支給品一式*3(食料四食分・水二食分消費)、ゾンビマスク@現実(ゾンビーズ)、蒼星石のローザミスティカ、萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた、ミニ八卦炉@東方project、 クロスミラージュ@リリカルなのは、ゴム@思い出はおくせんまん、自動ぶんなぐりガス(残り1/5)@ドラえもん、ヴェルタースオリジナル*1@ヴェル☆オリ 真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン、くんくん人形@ローゼンメイデン、ヤクルト@乳酸菌推進委員会、水銀燈の体、 包丁、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー 、北高の制服@涼宮ハルヒの憂鬱、テニスボール、毒入りパン、DCS-8sp*6、予備弾薬各100発@現実(ベレッタM92F用26発消費、トカレフTT-33用16発消費) 【DMカード@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】 使用可:プチモス、カタパルト・タートル 午後まで使用不可:魔導戦士ブレイカー 夕方まで使用不可:ブラックマジシャン 夜まで使用不可:真紅眼の黒竜 次の朝まで使用不可:聖なるバリアミラーフォース [思考・状況] 1.対主催、運営の様子を見極めた結果、一時撤退でハルヒの回復待ち。 2.ハルヒの能力で全て元通りにしてもらう。そのためハルヒを神と仰ぎ、命を賭けてハルヒを守る。 3.2人の遊戯をニートの遺志を守るため死なせない。 4.遊戯の信頼を得たい。いずれ本当の仲間になってもらう。 5.どうにかしてハルヒとデーモンに遊戯の事を本当の意味で信頼させる。 6.遊戯から生前のニートの様子を聞きたかったけど、気まずくて聞けなかった…… 7.古泉一樹と武藤遊戯、ハルヒ、デーモンの五人で協力して全てを元通りにする。ハルヒの邪魔をする対主催、運営には容赦しない。 ※ハルヒの能力を完璧に信じました。 ※遊戯の持つ情報を全て把握しました。 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:首輪なし、超能力者として覚醒、重傷、頭部鈍痛、ろっ骨を骨折(応急処置済み)、疲労極大、八意永琳を信頼 [装備]:ゆめにっき@ゆめにっき(手の形に血が付着) 、トカレフTT-33(8/8) 、逆刃刀@フタエノキワミ アッー!(るろうに剣心 英語版) [道具]:支給品一式*16(食料6食、水15食分消費)、赤甲羅@スーパーマリオシリーズ、笛@スーパーマリオ3、 糸(あと二メートルほど)、裁縫針、武器になりそうな薬物、DCS-8sp、退魔の剣@怪~ayakashi~化猫、アニマルマスク サラブレット@現実、ダンボール@メタルギアシリーズ、ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ、携帯電話@現実、 庭師の鋏@ローゼンメイデン、おたま@TOD、 カワサキのフライパン@星のカービィ、ワイン(残り半分)、傘@現実 、 A.C.E.3@現実(少し詩音の血がついている)、塔組の推理メモ、塔の『バグ』について纏めた紙 、バルサミコ酢@らき☆すた、 グルメテーブルかけ(残り16回)@ドラえもん、時計型麻酔銃(予備針残り0本)@名探偵コナン、アイスソード@ロマンシング・サガ、スパイダーブレスレット@東映版スパイダーマン、ケンジのカメラ@ポケットモンスター、 津田英治ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ、ビー玉(30個ほど)@ピタゴラスイッチ、 黄色甲羅@スーパーマリオシリーズ、 【DMカード@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】 使用可:死者蘇生、黒騎士の魔剣少女、セイバー 深夜まで使用不可:ブラック・マジシャン・ガール、ホーリーエルフの祝福、ゴキボール、強制脱出装置 次の朝まで使用不可:オレイカルコスの結界、オシリスの天空竜、オベリスクの巨神兵】 次の午前まで使用不可:エネミーコントローラー [思考・状況] 1.対主催、運営の様子を見極めた結果、一時撤退でハルヒの回復待ち。 2.千年パズルを人質にして遊戯を無理やり従わせる。 3.三つ巴の状況を上手く利用する。 4.ゆめにっきを上手く使って闘う。 5.殺し合いにのっていない参加者を優先的に始末。相手が強い場合は撤退や交渉も考える。 6.八意永琳、涼宮ハルヒ、デーモンと協力する。八意だけかなり信頼 7.仕方ないので涼宮ハルヒに従い、彼女を生かすため、守る。 8.全てが終わった後、ハルヒに「合法的に愛しの彼とニャンニャンできる世界」を実現させてくれと頼む。 9.遊戯うぜぇ……でも遊戯が無事に帰ってきたらもう邪魔者扱いしない。永琳にも謝るつもり 10.支給品を配分しないといけませんね。 ※古泉は絶対に脱出なんて出来ないと考えていましたが、クッパ城を見て考えを改めました ※ゆめにっき@ゆめにっき 本編には出てこない日記、絵本の形式で書かれています。 2m以内で最後のページを見た人は強制的にゆめにっきの世界に飛ばされます。出てくるには日記が開いている状態で頬を抓れば出てこられます。 一部監視が行き届いていない所がありますが2人は知りません。あと薬が塗られているので並大抵の事じゃあ燃えません。 ※主催者側に強い疑いを持っています。そのため、永琳と共にハルヒを神とし、彼女を守ります。 ※遊戯の持つ情報を全て把握しました。 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:神への覚醒、首輪なし、少しご機嫌、左肩に銃創(応急処置済み)、左脇腹と顔面と首に殴られた傷、腕から出血(手当て済み)、脇腹に弾丸がかすった傷、古泉達を信頼 [装備]:陵桜学園の制服@らき☆すた、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、バーサーカーソウル@遊戯王DM [道具]:支給品一式*3(食料・水一食分消費)、DIGIZO HYPER PSR(残り二十分程度)@現実、千年パズル、 テニスボール*2、雛見沢症候群治療セット1.5日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に 、マウンテンバイク@GTASA、花粉防止用マスク、ドリルアーム [思考・状況] 1. 体力を回復させたいのでひとまず寝る 2. 対主催、運営の様子を見極めた結果、対主催の掃討を優先。 3.古泉と永琳に従い、遊戯を利用する。どちらも用済みになったら殺すつもり。 4.三つ巴の状況をうまく利用し、勝利する。 5.主催者や対主催を皆殺しにして新世界を創造する。神である私が絶対である世界に。 6.能力が復活したら、世界の破滅を救う神として、すべての世界に名を残す。 その際、世界を破滅に導くため、ヴァンデモンを更に強化する。 ※狂いました。それを自覚していません。 ※自分の能力を信じました。神人を召喚したりなど、能力を使えるようになりましたが、 会場全体にかけられた制限があるためまだ完璧ではありません。 ※神なので古泉も呼び捨てにします。 ※小さな神人を呼び出せます。ハルヒの意思に応じてすぐに大きくなります。 【武藤遊戯(アテム)@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】 [状態]:幼女ATM、中度の精神疲労、腕と背中に打撲、手の甲を怪我(手当て済み)、ハルヒの奴隷 [装備]:萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた [道具]:- [思考・状況] 1:AIBOの無事を優先する 2:どうしようもないので神(笑)の奴隷 3:この姿、あの時見た3000年前の俺の姿と…… (保留 4:このくだらないゲームを破壊し、主催者に闇の罰ゲームをかける。) ※闇のゲームは行えますが、罰ゲームに制限がかかっています。(再起不能には出来ない程度) ※今のAIBOとカタパルトタートルに何か同じものを感じました。 ※本体は千年パズルです。王の魂を萌えもんパッチが実体化しました。 姿は3000年前(記憶編)のものと同じです。 萌えるかどうかは個人差があります。 sm211:このチート野郎!(大半の魔理沙使いの叫び)-後 時系列順 sm213:最終決戦?全てを終わらせる! sm207:私は人間じゃないから(後編) 投下順 sm209:MEKAS GEAR SOLID KASS OF THE QUALITY sm207:私は人間じゃないから(後編) 八意永琳 sm212:ジョグレス進化!今、心を一つに(プロデュースbyくそひろ) ~王様涙目編~ sm207:私は人間じゃないから(後編) 古泉一樹 sm212:ジョグレス進化!今、心を一つに(プロデュースbyくそひろ) ~王様涙目編~ sm207:私は人間じゃないから(後編) 涼宮ハルヒ sm212:ジョグレス進化!今、心を一つに(プロデュースbyくそひろ) ~王様涙目編~ 武藤遊戯(ATM) sm212:ジョグレス進化!今、心を一つに(プロデュースbyくそひろ) ~王様涙目編~
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月明かりに照らされた、夜の温泉街。 その一角に、黒髪の優男が宙から湧き出た様に忽然と降り立った。 素早くを見回し人影がないことを確認すると、通りの脇道へと体を滑り込ませる。 「……6/氏からは逃げられた様だな」 そう呟いた黒髪の男―――フラッグファイター風神F.Eは、安堵の溜め息を付く。 百戦練磨のロワ経験者である6/がマーダーの方針を取ったのなら、それ相応の驚異になるだろう。 誤解に定評のある6/氏の事、もしや自分も彼の事を何かしら誤解したのではないか……とも思ったが、やはり警戒は必要だろう。 「……とりあえずは、ニコβの仲間を探してみるとするか」 同じロワの書き手仲間なら、危険人物と安心できる人物の把握くらいできている。 そこまで考えたところで―――右腕を上げ、小さな風を展開させる。 轟ッ! 直後、数発の小さな火球が飛来し……展開した風の膜に弾き飛ばされる。 「ほう……風を操る力があるのか」 軽く感心した声は上から降って来た。 建物も確認すべきだったかと自分を叱咤し、風神は上を見上げる。 2階建ての平凡な民家、そのベランダ……そこに男は立っていた。 三編みに結った金髪、王公貴族の様な豪奢な衣装、そして手に携えた燃え盛る剣―――フランヴェルジュ。 「天上王ミクトラン……テイルズロワの書き手か!」 「姿だけで出身ロワを言い当ててくれるとは……テイルズシリーズを把握しているのか? 礼を言うよ……お察しの通りの、テイルズロワ書き手としてね」 こちらをからかう様に、優雅に礼をして見せる。 「生憎……自ロワ参加者の関係で、テイルズシリーズも把握してるんでね……」 ミクトランの姿をした書き手から目を離さずに風神は答える。 ニコβの参加者の一人、バルバトス・ゲーティアはテイルズシリーズのキャラクターだ。 彼の出演作『テイルズオブディスティニー2』の前作……『テイルズオブディスティニー』のラスボス。 それこそが、目の前にいる天上王ミクトランなのだ。 過去には『一番弱いラスボス』と言われていたとしても、仮にも相手はラスボス。簡単に勝てるとは思えない。 しかし、強制脱出装置は使えない―――ならば。 「おや……私と戦う気か?」 「ラスボスの姿だからと言って調子に乗らない事だ……私とてお前と同じ書き手であり、フラッグファイターだ」 「いや、私は別にフラッグファイターではないんだが」 相手からのツッコミは聞かなかった事にする。反論は投げ捨てる物(キリッ) 「……行くぞ、テイルズロワ書き手ッ!」 気合いと共に、風から精製した弾丸を撃ち出す。 狙いはベランダ、足場が崩れて宙に放り出されれば追撃も容易い。 「……ひとつ、名乗っておくとしよう」 ミクトラン姿の書き手は、そう言いながらベランダから跳躍する。 「私の名は『菜梨』……テイルズ2ndの書き手だ」 風神はその名を頭に叩き込みつつ、菜梨が炎剣の魔力を利用して放ったファイヤーボールを風で散らす。 同時に地面の土を風で巻き上げ、砂煙で目を眩ませる。 相手が剣を持っている以上、接近戦は不利。ならば、距離をとりつつ弾幕で仕留めるまで。 そう考え、脇道から飛び出し――― どん、と何かにぶつかる。 先程ベランダから飛び下りたばかりの、菜梨だった。 「なッ……!」 「問1」 驚愕で動きが止まったその瞬間、菜梨はフランヴェルジュの刀身で風神の足をしたたかに打つ。 斬られはしなかった物の、熱さと痛みで体勢を崩し……がら空きの胴体に、容赦ない拳が突き刺さる。 「がッ!」 「……『テイルズオブリバース』は知っているか?」 くの字に体を歪ませて地面に倒れる風神に、フランヴェルジュを突き付け菜梨は問う。 「ぐ……い、一応は知っているが……それが、どうした?」 「いい返答、そして問2だ。テイルズロワが持つ、他ロワとは違う独自のシステム……それは何だ?」 鼻先に突き付けられたフランヴェルジュの熱を感じながら、風神は考える。 テイルズロワが有する、特別なシステム……1stから続く、伝統を持つ物。 「予約制度を持たない事……か?」 「正解だ……テイルズロワでは予約の制度が無く、いつ何時投下が起きるかわからない。 そして……それから生まれる、ある現象がある」 子供に説明する様に、ゆっくりと菜梨は語る。 「自分が書いている話と他の書き手が書いている話が、同じ場所、同じキャラを使っている事…… 則ち、話が被る事だ」 「わからないな……先程のTORの問、今の被りという現象の説明。 お前は、私に何を言いたい?」 「おや、Rの特徴と今の話から推測できると思ったが……こう言えば分かるか? Rに登場する異能の力はこう呼ばれる……『フォルス』と」 「!?……まさかッ……!」 話の意味を理解したのか、風神が驚きの声を上げる。 「そう、君が風を操る力を持つ様に、私にも異能の力がある…… テイルズロワを顕す力の一つ……相手が行動する瞬間、自分をその行動先に移動させる能力『被(かぶり)のフォルス』だ」 ベランダから飛び下り着地する前に、フォルスを使って自分の体を移動させたらしい。 奇しくも、風神が目眩ましに使った土煙が利用されてしまった訳だ。 「流石だな、テイルズロワ書き手……いや、菜梨氏。 最後にお前の様な強い書き手と戦えた事を、私はあの世で誇るとしよう……」 そう呟き、風神は目を閉じる。 放送を迎えたばかりのニコβを置いて散るのは無念だったが、他の書き手達が頑張ってくれると信じよう。 嗚呼……出来る事なら、愛するグラハムや文をまた書きたかった…… 「ここで問3だ」 菜梨の声が聞こえた。 「私の目的は、ロワでの優勝……だが」 む?と風神は目を開ける。 「残念ながら、私は一人でそれを成し遂げる事が出来るとは考えていない……なぜなら」 そこで菜梨は言葉を区切り……数伯置いて、告げた。 「なぜなら、私は方向音痴にされているからだ」 ………………。 「……は?」 「確かに、私はミクトランが森で迷う話を書いた。そして今の私の姿はミクトランだ。 だからって……ミクトランの迷子属性をそのまま引っ張って来るのはないじゃん!私は別にミクたんみたいな萌えキャラじゃないのに…… っていうかここ何処なの?東西南北もわかんない……ふて寝したい……」 何やら、だんだんと口調が駄々っ子っぽくなっている。 外見である『ミクトラン』もいつの間にか『ミクたん』と呼んでいるし……あ、やばい、ちょっと萌えた。 そういえば聞いた事がある……『テイルズ2ndのミクトランは萌えキャラだ』と。 「……というわけで!改めて問3だ。私の協力者となるか否か……選べ」 何とか取り繕う様にして、フランヴェルジュを突き付ける菜梨。 ……さて、困った。 はっきり言って、マーダーの片棒を担ぐつもりはない。文と違い、自分は綺麗な対主催だ。 しかし断れば十中八九、この場で殺される。フランヴェルジュでこんがり焼死体だ。 この萌えキャラ風ミクトランなら裏をかく事もできるかも……いやしかし、腐っても天上王だし…… (この気持ち……まさしく、どうしよう) 【一日目 深夜/静岡県 熱海】 【菜梨@テイルズ2nd】 【状態】健康 【所持品】フランヴェルジュ@テイルズ2nd 不明支給品0~2 【思考】 基本思考:優勝し、萌えキャラじゃない天上王になる。 1:フラッグファイターF.Eを『協力者』にする、もしくは殺害。 ※外見はミクトラン@TODです。SSの影響で方向音痴+萌えキャラになっています。 ※特殊能力:被のフォルス 一定範囲内の相手が何かしらの行動を起こす時、その行動先に瞬間移動する。 多少の誤差はあるが、だいたい相手の行き先を塞ぐ形で移動する。 【フラッグファイターF.E@ニコロワβ】 【状態】腹部に打撲、右脚に火傷 【所持品】DMカード・強制脱出装置(使用不可)、不明支給品0~2 【思考】 基本思考:ロワから脱出する 1:菜梨に従うか、否か…… 2:ニコβの書き手達を探したい 3:6/氏はゲームに乗っているのだろうか…… ※決意を6/氏と勘違いしています 時系列順で読む Back 東京へ Next 信念という名の旗 投下順で読む Back 東京へ Next 信念という名の旗 菜梨 5人のテイルズロワ書き手VS2人のニコロワβ書き手 風神とカードと一人の決意 フラッグファイターF.E 5人のテイルズロワ書き手VS2人のニコロワβ書き手
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朝、起きたらいつもの朝でなくて 気分も体調も良く1分おきに 「今日は体調がいい」 「気分がいい」と思ってたと思いますw 朝早くに友達から逢おうとメールがきたのですが なんとなく躊躇してしまって それでもやっぱり逢おうと決意しました。 やっぱり 「今日は気分がいい、体調がいい」 の繰り返しでしたw 友達を別れて、スーパーで買い物していると 後半とても疲れてきて 動悸がしてめまいがして。 どんどん体調悪くなってしまいました。 こんなんじゃなかったのに 仕事辞めて余計、そう感じる時間が出来たのでは?とも 思うのです。 おとといの夜、睡眠薬を飲まないで寝て すごく調子良かったから 昨夜も飲まず眠ったら やっぱり寝付けませんでしたw 飲む量を加減すればいいのでしょうね。 眠る時 貴方の声を聴いて 貴方の写真を見て とても逢いたくて ゲームにINすれば 貴方に逢える でも、ちゃんと治すことを約束しました。 逢えばまた心配をかけてしまう。 これ以上嫌われたくなくて 逢いにいけない。 本当は一番に逢いたくて 声聴きたくて 昨日午前、少しゲームに入って 見慣れない街でびっくりしました。 貴方と別れた街で一人 何をしていいのかわからず 少し街を散歩していました。 15分ほどINして落ちて 貴方がいれば楽しいのに でも、私が楽しい気持ちでいられず 貴方にもその気分を味わわせてしまう。 いつか 私は貴方の元へ戻れる日がくるのでしょうか。 私は仮想で 貴方にふさわしい女なのかしら。